永江衣玖のタルキールドラフト講座2
2014年10月24日 TCG全般衣:では、残りの白のコモンカードを評価していきます。
魔:おう。一応強い順ってことでいいんだな。
《塩路の巡回兵》
衣:変異クリーチャーのタフネスに届くパワーと、変異クリーチャーの奇襲に耐えるタフネス。またこの環境、コモンにパワー4付近のカードが多いこと、コモンの除去の多くがタフネスを参照することから、タフネス5以上というのは段違いに強いです。2回長久すれば《サグのやっかいもの》すら止まりますからね。
《ジェスカイの学徒》
衣:若干パワー不足感は否めませんが、何度も言うように高タフネスは正義です。マナが起きていればブラフアタックも仕掛けられますし、《ラッパの一吹き》や《果敢な一撃》など、コモンに強力シナジーを形成するカードが多いです。複数枚あるなら果敢デッキを狙っても良いと思います。
《マルドゥの悪刃》
衣:実質白黒のクリーチャーですね。高タフネスが正義ということはタフネス無視で相打ちをとれるこのカードはもっと正義です。地味に戦士なので、白黒の戦士シナジーも期待できます。
《抵抗の妙技》
衣:タルキールリミテッドはどの色にもコモンに除去がある環境なので、このカードが手札に腐るということはないでしょう。サイズ命の環境なので+1カウンター1個の価値も大きいです。
《必殺の一射》
魔:ん?仮にも確定除去なのにこんなに点数低いのか?
衣:私も悩んだんですけどね…。前回言ったように、この環境は先手デッキか後手デッキか選択することが重要で、先手デッキでこのカードははっきり言って撃つ場面がないんですよね。後手デッキ専用カードです。
魔:そういうことか。後手デッキだとするとどのくらいの順位なんだ?
衣:《ジェスカイの学徒》より上です。
《大物潰し》
魔:また除去だな。
衣:ぶっちゃけ重いです。まあ後手デッキならもちろん強いですし、先手デッキも1枚保険に入れとくのも良いと思います。腐っても除去ですし。
魔:腐りやすいけどな。
《軍用ビヒモス》
魔:高タフネスは正義とか言ってた割にこれは低いんだな。
衣:もちろんそこそこ強いですよ。でも6マナ域は他の強力カードと被りやすいので積極的に取るものではありません、ということでこの順位です。マナカーブに入れる余地があるなら是非入れたいカードですね。
《果敢な一撃》
魔:1マナでアドバンテージを失わずにパワー上げて果敢も誘発できる、良いカードだと思うけどな。
衣:現実はクリーチャーが出る前に土地が止まったり、白マナ出ない時に引いてきたり酷いことが多々あります。1マナの余裕がない場面も多いですしね。先手デッキで、果敢シナジーが期待できるならピックする感じでしょうか。
《戦場での猛進》
衣:私これインスタントだと思ってました。よく見たらゴミでした。
魔:まあ修正値はなかなかだし悪くはないんじゃないか?
衣:これも先手デッキ専用カードと考えて良いですね。押してる場面なら強いですし。戦士が多いならダメージレースをぶち壊せるのでかなり点数が上がります。
《賢者眼の侵略者》
衣:5マナでパワー1って…。
魔:せっかく変異なのに奇襲にならんな。
衣:後手デッキ専用カードですね。除去が弱くて飛行クリーチャーが止まらなそうな時に入れる感じです。サイドボード要員としては優秀ですね。
《包囲戦法》
衣:パッと見ゴミなんですけど、高タフネスが正義と主張した以上このカードもそこそこやりよるのではないでしょうか?
魔:でしょうかってお前。
衣:先手デッキだと4マナでパワー2しか上がらない、後手デッキだとただ普通にアドバンテージを失う。噛み合ってはいませんが、単純に強い可能性はありますね。
《炎蹄の騎兵》
衣:いくらなんでも弱すぎます。先手デッキ向けというよりは後手デッキの序盤の相打ち要員用サイドボードと考えた方が良いでしょう。あとこれなんで戦士じゃないんですかね…。
魔:戦士ならまだ使い道あったかもな。
《消去》
衣:どう評価して良いのかわかりません。
魔:少なくともメインには入らんな。
衣:総評ですが、一部のカードを除いてカードパワーは(コモンにしては)軒並み高め、特にクリーチャーは優秀ですね。戦略によって評価が大きく変わるカードがあることに注意ですね。
衣:以上でコモン白の評価を終わります。
魔:おつかれだぜ。
魔:おう。一応強い順ってことでいいんだな。
《塩路の巡回兵》
衣:変異クリーチャーのタフネスに届くパワーと、変異クリーチャーの奇襲に耐えるタフネス。またこの環境、コモンにパワー4付近のカードが多いこと、コモンの除去の多くがタフネスを参照することから、タフネス5以上というのは段違いに強いです。2回長久すれば《サグのやっかいもの》すら止まりますからね。
《ジェスカイの学徒》
衣:若干パワー不足感は否めませんが、何度も言うように高タフネスは正義です。マナが起きていればブラフアタックも仕掛けられますし、《ラッパの一吹き》や《果敢な一撃》など、コモンに強力シナジーを形成するカードが多いです。複数枚あるなら果敢デッキを狙っても良いと思います。
《マルドゥの悪刃》
衣:実質白黒のクリーチャーですね。高タフネスが正義ということはタフネス無視で相打ちをとれるこのカードはもっと正義です。地味に戦士なので、白黒の戦士シナジーも期待できます。
《抵抗の妙技》
衣:タルキールリミテッドはどの色にもコモンに除去がある環境なので、このカードが手札に腐るということはないでしょう。サイズ命の環境なので+1カウンター1個の価値も大きいです。
《必殺の一射》
魔:ん?仮にも確定除去なのにこんなに点数低いのか?
衣:私も悩んだんですけどね…。前回言ったように、この環境は先手デッキか後手デッキか選択することが重要で、先手デッキでこのカードははっきり言って撃つ場面がないんですよね。後手デッキ専用カードです。
魔:そういうことか。後手デッキだとするとどのくらいの順位なんだ?
衣:《ジェスカイの学徒》より上です。
《大物潰し》
魔:また除去だな。
衣:ぶっちゃけ重いです。まあ後手デッキならもちろん強いですし、先手デッキも1枚保険に入れとくのも良いと思います。腐っても除去ですし。
魔:腐りやすいけどな。
《軍用ビヒモス》
魔:高タフネスは正義とか言ってた割にこれは低いんだな。
衣:もちろんそこそこ強いですよ。でも6マナ域は他の強力カードと被りやすいので積極的に取るものではありません、ということでこの順位です。マナカーブに入れる余地があるなら是非入れたいカードですね。
《果敢な一撃》
魔:1マナでアドバンテージを失わずにパワー上げて果敢も誘発できる、良いカードだと思うけどな。
衣:現実はクリーチャーが出る前に土地が止まったり、白マナ出ない時に引いてきたり酷いことが多々あります。1マナの余裕がない場面も多いですしね。先手デッキで、果敢シナジーが期待できるならピックする感じでしょうか。
《戦場での猛進》
衣:私これインスタントだと思ってました。よく見たらゴミでした。
魔:まあ修正値はなかなかだし悪くはないんじゃないか?
衣:これも先手デッキ専用カードと考えて良いですね。押してる場面なら強いですし。戦士が多いならダメージレースをぶち壊せるのでかなり点数が上がります。
《賢者眼の侵略者》
衣:5マナでパワー1って…。
魔:せっかく変異なのに奇襲にならんな。
衣:後手デッキ専用カードですね。除去が弱くて飛行クリーチャーが止まらなそうな時に入れる感じです。サイドボード要員としては優秀ですね。
《包囲戦法》
衣:パッと見ゴミなんですけど、高タフネスが正義と主張した以上このカードもそこそこやりよるのではないでしょうか?
魔:でしょうかってお前。
衣:先手デッキだと4マナでパワー2しか上がらない、後手デッキだとただ普通にアドバンテージを失う。噛み合ってはいませんが、単純に強い可能性はありますね。
《炎蹄の騎兵》
衣:いくらなんでも弱すぎます。先手デッキ向けというよりは後手デッキの序盤の相打ち要員用サイドボードと考えた方が良いでしょう。あとこれなんで戦士じゃないんですかね…。
魔:戦士ならまだ使い道あったかもな。
《消去》
衣:どう評価して良いのかわかりません。
魔:少なくともメインには入らんな。
衣:総評ですが、一部のカードを除いてカードパワーは(コモンにしては)軒並み高め、特にクリーチャーは優秀ですね。戦略によって評価が大きく変わるカードがあることに注意ですね。
衣:以上でコモン白の評価を終わります。
魔:おつかれだぜ。
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