前回までの考察を元にテストプレイをしたところ、新たな発見があった。

このデッキは通常の青単信心とは異なり、かなりウィニーに偏った戦略をとる。《蒸気の精》の飛行クロックは案外早く、《タッサの二叉槍》を場に出すより、とにかく総展開、総攻撃が有効になる場合が多かった。時には相手の大型クリーチャーに向かってパワー2以下のクリーチャー達が突撃していく場面もしばしば見られた。

テストプレイの結果より、いくつかのカードについて再評価を行う。


・審判官の使い魔

とにかく1マナの飛行生物は優秀だった。総攻撃が多いというデッキの性質は、パワー1のクリーチャーでも複数回殴れるということを意味する。


・凍結燃焼の奇魔

総攻撃を行う際、相手はこのクリーチャーをブロックしなければならない。パワーが1であるにも関わらずだ。マナを支払わずとも十分パワー2以上の働きをした。また《雲ヒレの猛禽》が3/4まで成長するのは想像以上に大きかった。


・夜帳の死霊

やはり諸悪の根源はこいつだった。事故で負けた時、大抵こいつが手札で笑っていた。


・急速混成

クリーチャーデッキ同士で殴り合う時、瞬速で登場する3/3クリーチャー、また相手の大型生物の除去、戦闘回避による絆魂封じなどあらゆる面で活躍した。


・タッサの二叉槍

よくわからんが20回やって1回も出さなかったから多分いらないだろ。



以上の評価をもとに、再び枚数調整を行なった結果がこのデッキである。


「ラストブルー」

21 島
4 変わり谷

4 雲ヒレの猛禽
4 審判官の使い魔
4 潮縛りの魔道士
4 凍結燃焼の奇魔
4 蒸気の精
4 海の神、タッサ
3 夜帳の死霊
4 波使い

4 急速混成


…美しい。強いデッキはレシピも美しいと誰かが言ってた気がするから多分強いはずだ。


次回はサイドボードとか。

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KZN

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