青単信心考察(中編)
2014年3月14日 TCG全般前編で行なったカード評価を元に枚数調整を行なったのが以下のレシピになる。
21 島
4 変わり谷
4 雲ヒレの猛禽
3 審判官の使い魔
3 凍結燃焼の奇魔
4 潮縛りの魔道士
3 夜帳の死霊
4 海の神、タッサ
4 波使い
1 家畜化
2 タッサの二叉槍
3 急速混成
56枚
残り4枚。この枠には何を入れるべきだろうか。
まず思いついたのは《否認》である。青単の天敵の1つ、《ミジウムの迫撃砲》を筆頭に、除去呪文な火力呪文など対象には困らない。しかし、あくまで使おうと思えば対象に困らないのであって、毎ターン2マナ立ててエンドするわけにもいかない。除去が嫌ならクリーチャーを増やせばいいだけである。
ならばクリーチャーか。
青単信心のクリーチャーの選択肢として、《前兆語り》が存在する。このクリーチャーは1Uというコストで唱えられるため、《島》+《変わり谷》で勝負キープして何も唱えられず終了という青単信心の暗黒面に遭遇する確率を下げ、さらに3ターン目タッサ率の上昇にも一役買う縁の下の力持ちである。
しかし、《前兆語り》にも弱点は存在する。弱いという弱点が。正直、パワー1の地上生物はクリーチャーとしては使い物にならない。そもそも《審判官の使い魔》《凍結燃焼の奇魔》《夜帳の死霊》の枚数を減らしたのはどれもパワー不足だからである。そこに、クリーチャーとしてはさらに弱い《前兆語り》を入れては本末転倒である。
…パワー不足?
…このスペースにぴったりのクリーチャーがいるではないか。低コスト、そこそこのパワー、そして回避能力。絵柄のおだやかな雰囲気とは裏腹に能力は対戦相手への殺意に満ち溢れているあのクリーチャーが。
《蒸気の精》、である。
2ターン目に颯爽と登場するこのクリーチャーは1ターン目の《雲ヒレの猛禽》、3ターン目の適当なクリーチャーと共に飛行4点クロックという殺人兵器を完成させる。《審判官の使い魔》、《凍結燃焼の奇魔》、《夜帳の死霊》のどれもが成し得なかった奇跡である。
そして、《蒸気の精》にはさらなる武器が存在する。なんとこのクリーチャーはエレメンタルなのだ。《波使い》を出すだけで3/2。パワー3の飛行である。
《蒸気の精》も《波使い》も除去耐性は全くない。しかしそれでいい。序盤に1点でも多くライフを削ってくれさえすれば、《海の神、タッサ》や《変わり谷》がなんとかしてくれる。そういうデッキなのだから。
続く
21 島
4 変わり谷
4 雲ヒレの猛禽
3 審判官の使い魔
3 凍結燃焼の奇魔
4 潮縛りの魔道士
3 夜帳の死霊
4 海の神、タッサ
4 波使い
1 家畜化
2 タッサの二叉槍
3 急速混成
56枚
残り4枚。この枠には何を入れるべきだろうか。
まず思いついたのは《否認》である。青単の天敵の1つ、《ミジウムの迫撃砲》を筆頭に、除去呪文な火力呪文など対象には困らない。しかし、あくまで使おうと思えば対象に困らないのであって、毎ターン2マナ立ててエンドするわけにもいかない。除去が嫌ならクリーチャーを増やせばいいだけである。
ならばクリーチャーか。
青単信心のクリーチャーの選択肢として、《前兆語り》が存在する。このクリーチャーは1Uというコストで唱えられるため、《島》+《変わり谷》で勝負キープして何も唱えられず終了という青単信心の暗黒面に遭遇する確率を下げ、さらに3ターン目タッサ率の上昇にも一役買う縁の下の力持ちである。
しかし、《前兆語り》にも弱点は存在する。弱いという弱点が。正直、パワー1の地上生物はクリーチャーとしては使い物にならない。そもそも《審判官の使い魔》《凍結燃焼の奇魔》《夜帳の死霊》の枚数を減らしたのはどれもパワー不足だからである。そこに、クリーチャーとしてはさらに弱い《前兆語り》を入れては本末転倒である。
…パワー不足?
…このスペースにぴったりのクリーチャーがいるではないか。低コスト、そこそこのパワー、そして回避能力。絵柄のおだやかな雰囲気とは裏腹に能力は対戦相手への殺意に満ち溢れているあのクリーチャーが。
《蒸気の精》、である。
2ターン目に颯爽と登場するこのクリーチャーは1ターン目の《雲ヒレの猛禽》、3ターン目の適当なクリーチャーと共に飛行4点クロックという殺人兵器を完成させる。《審判官の使い魔》、《凍結燃焼の奇魔》、《夜帳の死霊》のどれもが成し得なかった奇跡である。
そして、《蒸気の精》にはさらなる武器が存在する。なんとこのクリーチャーはエレメンタルなのだ。《波使い》を出すだけで3/2。パワー3の飛行である。
《蒸気の精》も《波使い》も除去耐性は全くない。しかしそれでいい。序盤に1点でも多くライフを削ってくれさえすれば、《海の神、タッサ》や《変わり谷》がなんとかしてくれる。そういうデッキなのだから。
続く
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