青単信心についての考察。より強い青単信心を目指して。

まず現在の青単信心はあまりにもレシピが似通っている。よくわからんけどみんな4枚入れてるから4枚入れようってカードもよくある。よってまずはレシピから個々のカードの適正枚数の再評価を行なう。


20 島
4 変わり谷
1 ニクスの祭殿、ニクソス

4 雲ヒレの猛禽
4 審判官の使い魔
4 凍結燃焼の奇魔
4 潮縛りの魔道士
4 夜帳の死霊
4 海の神、タッサ
4 波使い

2 家畜化
2 タッサの二叉槍
2 急速混成
1 思考を築く者、ジェイス

これをプロトタイプとする。


・土地について

安定して4マナ域まで到達させるために25は適正枚数だと思う。変わり谷事故をよく起こすのは青単信心の特徴だけど、それなら夜帳の死霊シンボルが濃いカードを減らすべき、というくらいに変わり谷は重要カードなのでそのまま。もう1つの特殊地形、ニクソスの採用はかなり怪しい。色事故の要因になった記憶しかない。そもそも大量のマナを注ぐ先も乏しい。よって

21 島
4 変わり谷

を適正枚数とする。



・雲ヒレの猛禽

よくサイドアウトされるのを見かけるが、実はかなりのやり手。1ターン目に着地した雲ヒレがクロックを刻み、相手がタッサや波使いに気を取られているうちにライフを削りきる、という光景はよく目にする。よほどのことが無い限りメイン4は安泰だと思う。ただし、あくまで他のクリーチャーに依存する能力なので、クリーチャーを減らす低速化サイドボーディング時はやはり減らした方が良い。


・審判官の使い魔

青系コントロールに対してクロックを刻みつつタッサや二叉槍を強引に通す万能クリーチャー。…と聞こえはいいものの、はっきり言ってパワー不足。迫撃砲超過を遅らせることもあるが、赤系のデッキはマナクリーチャーやニクソスなど加速が強く計算できない。正直4枚積む価値は感じられない。信心源としては間違いなく優秀なので2~3枚か。


・凍結燃焼の奇魔

使われるとうざいけど使うとそれほどでもないクリーチャーNo.1決定戦有力選手。序盤は普通に展開するのでただの1/4。中盤以降は変わり谷が殴るのでやっぱり1/4。ただし対赤系アグロには1/4というサイズが普通に強く、対青系のあえて展開を抑えるマッチアップでは強力なクロックになる。地味に雲ヒレの猛禽のパワーを3まで上昇させられるのも重要。サイドを合わせると間違いなく4枚欲しいクリーチャーではあるので、メイン3~4、サイド0~1を適正枚数としてみる。


・潮縛りの魔道士

正直凍結燃焼の奇魔よりこっちの方がダメージ入れてる。パワー2、信心2は普通に優秀。凍結燃焼の奇魔と違って、火力や黒除去などあらゆる除去に巻き込まれるのは御愛嬌。対黒コンでは胆汁病ケアのため枚数を減らすが、メイン4枚で何も問題は無いはず。

・夜帳の死霊

諸悪の根源。はっきり言って変わり谷4と共存するのは不可能。そして変わり谷を減らすくらいならこちらを減らした方が良い。サイズも3マナパワー2は不満があるし、信心3は確かに優秀だが…。また除去られにくさという強みも最近は不安。2~3枚が適正枚数か。


・海の神、タッサ

何枚被っても良いから3ターン目に出させろ。よって4枚。


・波使い

重い。除去られやすさが気になるが、赤系相手ならまさに無双。4マナに到達してしまえば引けば引くほど強いので4枚。ただし黒系相手には4枚全部サイドアウトも考えられる。

・家畜化

クリーチャーデッキ(同型含む)相手には滅茶苦茶強い。とにかく強い。ただし他のスペルとマナ域が被ることや全く効かない相手がいることを考えると、メインは1~2枚が適正であると思う。もちろんサイドは合わせて4枚。

・タッサの二叉槍

コントロールデッキキラーの強力カード。その反面、クリーチャー戦になった時にどうでもよすぎて置く気にならないこともよくある。あと2枚目は絶対いらない。よく宝球に吸い込まれるのでサイド後は3枚欲しいが、メインは1~2枚が適正。


・急速混成

自分のクリーチャーに撃ってシャークブロックしたり、怪物的ポルクラノスやドムリ格闘に対応して使ったりとシャークトレードの王者。信心源にならないどころかむしろ信心が減るという点を考慮すると引きすぎは勘弁。それでも1枚増やして3枚が適正か。


・思考を築く者、ジェイス

Q.お前二叉槍が伝説だからって3枚目の二叉槍のつもりで入れただろ A.はい。
基本的には破壊される呪文の範囲が違う劣化二叉槍。ダメージレースになった時に+連打がかなり有効な場合があるが、基本的にはレアケース。対コントロールでは4~6枚目の二叉槍として用意したいのでメインは0~1、サイドは合わせて3枚が適正か。


とりあえずカード評価は以上。

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KZN

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